公開講演会「語られない紛争地と出会ったとき——私たちは、何ができるのか」

INFORMATION

  • 2026年3月28日(土)10:00~12:00
  • 池袋キャンパス マキムホール(15号館)3階 M301教室

ニュースで繰り返し報じられる紛争がある一方で、ほとんど報道されず、存在しないかのように扱われる地域があります。バングラデシュ南東部に位置するチッタゴン丘陵地帯は、その代表的な地域の一つです。バングラデシュでは、2024年の政変や2026年2月に実施される総選挙など、ダイナミックな政治の動きが続いています。一方で、バングラデシュ南東部のチッタゴン丘陵地帯に住むエスニック?マイノリティの人びとが直面している現実は、ほとんど語られてきませんでした。例えば、2024年の政変以降だけでも、当地域では大規模な民族間暴動が複数回発生しています。このように、民族や宗教が異なるというだけで、暴力や抑圧に直面する現実が今日も続いています。

本イベントでは、政変後のチッタゴン丘陵地帯を描いた短編映画を上映し、映画との出会いを起点に、なぜこうした紛争が見えないままにされるのかを考えます。

本企画は二部構成であり、第一部は2025年に作成した短編映画「政変と少数民族」の上映会を行います。政変後のチッタゴン丘陵地帯の実態を描いており、マイノリティが置かれる社会状況への理解を深めます。第二部では、バングラデシュの社会背景や総選挙後の動向を手がかりに、「語られない紛争」が生み出される構造と、その現実を前にした私たちの立ち位置を問い直します。

映画と対話を通じて、未来の社会のために何ができるのかを、参加者の皆さまとともに探る2時間です。

講師

ジュマ?ネット事務局長
稲川 望 氏

静岡文化芸術大学修士号取得。2021年より、バングラデシュ、チッタゴン丘陵地帯の平和促進活動を目的に設立されたジュマ?ネットの事務局長を務める。紛争被害児童の教育支援活動や活動家のネットワーク構築等の活動を行っている。

本学異文化コミュニケーション学部准教授
日下部 尚徳

博士(人間科学)。東京外国語大学准教授等を経て、2020年より現職。専門は南アジア地域研究、国際協力論、開発社会学。主たる調査フィールドはバングラデシュであり、貧困、気候変動、児童労働、難民問題を中心に、社会構造と開発課題の分析に取り組んでいる。

詳細情報

名称

公開講演会「語られない紛争地と出会ったとき——私たちは、何ができるのか」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 無料

以下のWebサイトよりお申込みください。

主催

異文化コミュニケーション学部

共催

ジュマ?ネット、アジア平和構築イニシアティブ(笹川平和財団受託研究)

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異文化コミュニケーション学部准教授
日下部 尚徳

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