公開講演会「ファクトチェックを実装した新たな情報リテラシー教育」
INFORMATION
ネット上での偽?誤情報、根拠のない言説や主張の拡散は、社会の混乱と分断を進め、課題解決を妨げています。短期的には、次々に現れるそうした情報や言説のファクトチェック(検証行動)が求められ、中長期的には私たち自身が情報を見極めるリテラシーの向上が必要だとされています。
その情報リテラシー獲得のための学びや開発が、様々な研究者やマスメディアで進められています。
その中で、成城大学と本学社会デザイン研究所では、リテラシー学習にファクトチェックを実装した学びのプログラムを開発して、2025年秋から各地の大学などで実施しています。これは、動画で偽?誤情報の特徴と検証(ファクトチェック)の手法を学び、動画視聴の前後に記述式と選択式のテストを実施するものです。この一連の授業で得られた受講者の回答を分析し、その行動変容や知識獲得の効果を測定しています。授業の2ヶ月後にも、同じ難易度の記述式のテストを実施して、時間が経過しても、リテラシーの知識と検証行動が定着しているかを確認します。
シンポジウムでは、この取り組みを報告する他、スマートニュースメディア研究所、NHK、新聞社などマスメディアのリテラシー教育の実践を紹介していただき、「効果のあるリテラシーの学び」を考えたいと思います。
講師
NHKメディア総局デジタルセンター専任部長
鵜殿 良(うどの りょう) 氏
毎日新聞論説委員
日下部 聡(くさかべ さとし) 氏
毎日新聞論説委員サンデー毎日編集部、社会部、英ロイタージャーナリズム研究所研究員、デジタル報道センター長などを経て現職。
成城大学文芸学部准教授
山内 香奈(やまうち かな) 氏
成城大学文芸学部准教授公益財団法人鉄道総合技術研究所を経て現職専門分野は社会心理学、教育心理学。
スマートニュースメディア研究所研究員
長澤 江美(ながさわ えみ) 氏
スマートニュースメディア研究所研究員(メディアリテラシー担当)時事通信社を経て現職。
本学大学院社会デザイン研究科客員教授
宮本 聖二(みやもと せいじ)
早稲田大学法学部卒業後NHK入局(報道番組プロデューサー)、Yahoo!ニュースプロデューサー、本学大学院社会デザイン研究科特任教授、日本ファクトチェックセンター副編集長を経て現職。