大学院修士課程工学専攻機械工学コース1年の大平洸さんが2021年度砥粒加工学会学術講演会(ABTEC2021)で優秀講演賞を受賞
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令和3年9月1日(水)~3日(金)にオンラインで開催された、2021年度砥粒加工学会学術講演会(ABTEC2021)において、大学院修士課程工学専攻機械工学コース1年の大平洸さん(指導教員:孕石泰丈 工学部機械工学科准教授)が優秀講演賞を受賞しました。
この賞は、研究発表を行った方の中から特に優れた発表者に贈られるもので、厳正な審査を経て学会理事会にて決定され、表彰状と記念品が授与されました。
大平さんの受賞題目は「画像処理を用いた研削ベルトにおける砥粒分散性のエントロピー評価」です。本発表では、研削工具の一つである研削ベルトの砥粒分散性について、工具作業面を撮影した画像から画像処理を行い、情報量エントロピーを応用して砥粒分散性について定量的に評価した研究の成果を報告しました。この研究により、研削ベルトの加工能力や工具寿命について合理的に判断することが期待されます。
受賞した大平さんは「このような賞をいただけたことを大変光栄に思います。日頃からご指導していただいている孕石准教授や清水毅 工学部准教授、また、同研究室の方々に感謝を申し上げます。この賞を励みとして今後とも尽力して研究を行なっていきたいです」とコメントしています。
※2021年度砥粒加工学会学術講演会(ABTEC2021)HP