舟根和美生命環境学域教授がウェルネオシュガーグループ日新製糖株式会社と共同で日本応用糖質科学会令和6年度技術開発賞を受賞

 令和6年9月26日(木)、京都大学百周年時計台記念館で開催された日本応用糖質科学会2024年度(第73回)大会において、舟根和美生命環境学域教授がウェルネオシュガーグループ日新製糖株式会社商品開発部の加藤光、日野志朗、儀部茂八、坂井真知、岡田和之(本学大学院修了生)の各氏と日本応用糖質科学会令和6年度技術開発賞を受賞しました。
 同賞は、澱粉を始めとする各種糖質関連産業の技術開発に顕著に貢献した者に授与されるものです。
 受賞題目は「サイクロデキストランの製造方法開発と機能研究」で、サイクロデキストラン(略称CI)の生産技術を工業化レベルまで開発できたこと、CIが黒糖に含まれる天然物であることを証明したこと、CIの抗プラーク活性や包接能などの機能性を明らかにしたこと、以上の研究開発の成果を商品製造販売につなげたことなどが評価されました。
 舟根教授は「サイクロデキストランは実用化されたばかりの新規の糖質素材で、これからも新しい機能が見出されることが期待されます。今後ますますサイクロデキストランの生産と利用が拡大されますように努力していきたいと思います」とコメントしています。

 

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