大学発ベンチャー企業の設立と認定に伴う称号記授与式を挙行
令和6年10月24日(木)、华人策略中心论坛_华人策略网站-【中国科学院】&において、大学発ベンチャー企業の設立と認定に伴う称号記授与式を挙行しました。
大学発ベンチャーは、大学に潜在する研究成果を掘り起こし事業化することを目指すもので、本学では令和2年に大学発ベンチャーの認定制度を定め、起業や事業化支援に向けた取り組みを進めてきました。
今回新たに設立された企業は「株式会社IHPM(アイエイチピーエム)代表取締役:熊田 伸弘 工学域 客員教授、取締役:和田 智志 工学域 教授」、「株式会社SD Global AgroTec Japan(エスディグローバルアグロテックジャパン)代表取締役:片岡 良太 生命環境学域 准教授」の2社です。
式では、各社の事業概要及び企業説明の後、中村和彦学長が認定証を授与しました。
事業概要等は以下の通りです。
●「株式会社IHPM(アイエイチピーエム)」
【事業概要】
これまでの研究成果物である水熱反応によって合成されるビスマス酸化物、金属リン酸塩およびアルカリケイ酸塩などの無機化合物やアルカリ土類金属を含む非鉛圧電体は、市販品として流通していないため、これらの無機材料を受注生産により試験試薬として販売します。また、水熱反応を用いた材料合成や物質変換および圧電材料全般に関する基礎的データを蓄積しており、これを基に民間企業、各種研究機関および大学における材料開発のコンサルティング業務を行います。
【会社概要】
代表取締役:熊田伸弘(客員教授)
取締役:和田智志(大学院総合研究部工学域教授)
設立日:令和6年1月22日
大学発ベンチャー認定日:令和6年8月26日
●「株式会社SD Global AgroTec Japan(エスディグローバルアグロテックジャパン)」
【事業概要】
食品残渣を活用したキノコ栽培を主とした循環型食料生産システム構築に帰する事業
①地域循環型食糧生産システムの構築
食品ロス?食品廃棄物?農業廃棄物を地域循環の出発点として、菌類特有の強力な抗酸化物質「エルゴチオネイン」を多く含有するキノコやサプリメントの生産?販売を進めていきます。
②廃菌床を有効活用する技術開発と販売
キノコ収穫後の廃菌床を有効活用してゼロエミッション型のシステムを構築していきます。
③食育活動の推進
【会社概要】
代表取締役:片岡良太(大学院総合研究部生命環境学域准教授)
設立日:令和6年3月7日
大学発ベンチャー認定日:令和6年8月26日