令和６年度「山梨大学男女共同参画講演会」を開催

　令和6年12月18日（水）、大村智記念学術館において、坂井英子氏（エクシオグループ株式会社甲信支店 支店長）を講師として「令和6年度山梨大学男女共同参画講演会」をハイブリッド形式で開催しました。
　本講演会は、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ（牽引型）」の一環として行ったもので、今年度は、本学の教職員や学生、シミックホールディングス株式会社および株式会社はくばくの社員等84名（会場39名、オンライン45名）が参加しました。
　講演会では、中村和彦学長が「ダイバーシティの必要性について理解を深め、本学及び連携機関における男女共同参画の更なる発展につなげたい」と挨拶を述べた後、坂井氏が「ダイバーシティ推進の必要性~誰もがいきいきと働くために~」と題して講演しました。
　坂井氏は、まず『女性活躍』がダイバーシティのはじめの一歩であることを前提に、企業において、この状況が投資判断材料になっている現状から、経営戦略として『女性活躍』を推進する重要性を述べました。また、女性のみならず、多様な人材の育成には『3つのK（期待して、機会を与えて、鍛える）』の考え方が必要であり、上司が部下一人ひとりと対話しながらこれらを実践していくことが経営成果につながることを説明しました。
　参加者からは、「まだまだ意識改革が必要であると感じた」「『3つのK』を頭におきながら仕事をしていきたい」「対話をしていくことが大事だと思った」等の感想がありました。