やまなしMiraiリーダー「SHINGEN」養成セミナー&ワークショップが開講

　平成28年11月16日（水）、山梨県立図書館において、やまなしMiraiリーダー「SHINGEN」養成セミナー＆ワークショップを開催しました。
　これは、文部科学省「地（知）の拠点大学による地方創生推進事業（COC+）」とNPO法人大学コンソーシアムやまなし「県民コミュニティーカレッジ事業」との共同事業で、地域の課題解決に資するリーダーの育成や新たな雇用創出に取り組むため、武田信玄公に準えて、山梨の新しい未来を築く21世紀の「SHINGEN」の養成を目指すものです。

　第1回目の今回は、佐々木康浩氏（株式会社三菱総合研究所 経営コンサルティング事業本部主席研究員）より、具体的な調査に基づいて商品やサービスのターゲットとなるペルソナ（仮想人格）を関係者同士のワークショップで生成する「ペルソナ?マーケティング」についてご講演いただきました。
　佐々木氏は、この手法が業務の改善や収益増加につながった企業の例を挙げ、消費者の思考プロセスや深層心理などの特徴を解き明かすために、企業がターゲットとする象徴的なユーザー像を設定し、顧客を理解する道具として「ペルソナ?マーケティング」が利用されていることを説明しました。
　また、実際の現場での活用方法や課題等を分かりやすく解説し、参加した学生?企業関係者等は熱心に聞き入り、アンケート調査の具体例やワークショップの手法などを熱心に質問するなど有意義なセミナーとなりました。