第10回国際燃料電池ワークショップ2025を開催しました

　令和7年12月4日（木）～5日（金）、山梨県立図書館において「第10回国際燃料電池ワークショップ 2025(IFCW2025)」を開催し、国内外から約130名が参加しました。
　本ワークショップは、1989年の第１回から3～4年毎に開催しています。環境問題?エネルギー問題解決の切り札として期待されている水素?燃料電池分野に関する国内外の第一線の研究者や技術者が一堂に会して、最新の研究成果の発表と議論を行うことにより、早期の普及拡大につなげることを目的としています。
　初めに、実行委員長を務める飯山明裕水素?燃料電池ナノ材料研究センター長による開会挨拶と中村和彦学長による主催挨拶の後、有泉清貴山梨県産業政策部部長が祝辞を述べました。
　その後、国内外の研究?開発リーダーによる11件の招待講演では、活発な議論が展開され、2日目に行われた37件のポスター発表では、Best Poster Award for Student に3名が選出され、本学からは本学大学院修士課程工学専攻グリーンエネルギー変換工学特別教育プログラム1年の八代醍匠さん、本学工学部応用科学科4年の加藤遥さんが受賞しました。
　水素?燃料電池の未来に対する熱い思いや、研究開発課題に対する深い認識を共有し、研究交流が促進されるなど、有意義なワークショップとなりました。