「第9回山梨ICT地産地消フォーラム」で奥田 徹 ワイン科学研究センター長が講演
2021年11月24日 华人策略中心论坛_华人策略网站-【中国科学院】&
令和3年11月19日(金)、勝沼ぶどうの丘イベントホール及びオンライン配信にて、「第9回山梨ICT地産地消フォーラム」が開催され、奥田 徹 ワイン科学研究センター長が講演しました。
このフォーラムは、地球環境の変化や社会システムの複雑化により、持続性が課題となっているセキュリティ分野と農業分野について専門家が講演し、ITや農業分野に役立つ情報を共有することを目的として開催されています。
今回は、「ICT活用によるオーガニックワインの未来に向けた持続可能な取り組み」をテーマに開催され、本学からは、奥田センター長が「テロワールについて」と題して講演を行いました。
奥田センター長は、「テロワールとは、ブドウの生育地を取り巻く環境要因のことで、その土地の土壌や気候だけでなく、文化なども環境要因に含まれる」と話し、「高品質なワインを造るためには、地域ごとの土壌や気候などの情報をデータ化して、その土地に最も適した品種を植えることが重要」と説明しました。
また、海外の研究事例を取り上げながら、科学技術を応用したワイン造りについて解説するなど、実りある講演となりました。
※山梨大学ではSDGsに取り組んでいます。この他の取り組みにつきましては、こちらのページをご覧ください。