第78回国立大学附属病院長会議総会を開催

 令和6年6月13日(木)、14日(金)の2日間にわたり、甲府記念日ホテルにおいて、「第78回国立大学附属病院長会議総会」が、本学を当番校として開催され、厚生労働省と文部科学省からの来賓を迎え、全国国立大学42大学44病院の病院長?事務部長ら総勢186名が出席しました。
 総会1日目は、本学医学部附属病院の木内博之病院長から開会の挨拶があり、議長として議事進行を務めました。長崎幸太郎山梨県知事からのビデオメッセージ、本学中村和彦学長の挨拶の後、「令和6年度感染対策相互チェックの実施について」や「令和6年度特定機能病院間相互のピアレビューの実施について」などの協議事項等について活発な議論が交わされました。続いて、「大学病院を取り巻く諸課題について」(文部科学省高等教育局医学教育課 俵 幸嗣 課長)、「国立大学附属病院の施設整備について」(文部科学省大臣官房文教施設企画?防災部計画課整備計画室 小林 克嘉 室長)「医療機関の働き方改革を巡る最近の状況について」(厚生労働省医政局?労働基準局 坪井 宏徳 医師?看護師等働き方改革推進官)と題した講演が行われました。
 その後、3つのテーマ(「医師の働き方改革施行後の状況」「2024年度診療報酬改定を踏まえた病院経営の現状と課題」「これからの高度医療人材養成」)について、それぞれ2グループに分かれてのグループディスカッションを行いました。
 懇親会においては、山梨の郷土料理やワインが振る舞われ、親睦を深める機会となりました。また、医学部交響楽団による、歌劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第一幕への前奏曲の演奏も披露され、大いに盛り上がりました。最後に、次期当番大学である長崎大学の尾﨑 誠病院長から、挨拶があり、盛会のうちに終了となりました。
 2日目には、前日からのグループディスカッションの結論について、それぞれのグループから報告があり、活発な意見交換が行われ、無事日程を終了することができました。

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