文部科学省「オープンアクセス加速化事業」に採択されました

 本学は、文部科学省による「オープンアクセス加速化事業」に申請し、採択されました。
 オープンサイエンスは、論文のオープンアクセスと研究データのオープン化?共有化(オープンデータ)を含む、研究成果の共有?公開を推進し、研究活動の加速化や新たな知識の創造等を促す世界的な潮流です。我が国でも、2025(令和7)年度から新たに公募を行う競争的研究費(科研費を含む)を受給する者に対し、論文及び根拠データの学術誌への掲載後、即時に機関リポジトリ等への掲載を義務づける方針が示されました(統合イノベーション戦略推進会議により令和6年2月に決定された「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」参照)。
 本学の申請(構想)では、「全ての研究者がオープンアクセスを実現する。そのために、学生のうちから経験を積むことで意識の醸成を図る」ことを柱としています。そして、研究者にとって利便性の高いシステム構築と、学生用の教育コンテンツ制作など5年間の取組を行います。中村和彦学長と茅暁陽理事(学術研究担当)が統括し、研究力強化推進センター+総合情報戦略部+大学教育?DX推進センター+附属図書館?医学分館など関係者が協力体制を構築しています。
 オープンアクセスの義務化は全ての研究者に関連することであり、全学をあげての取組を行っていきます。

(参考資料)
オープンアクセス加速化事業の公募開始について:文部科学省 (mext.go.jp)
https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1421775_00008.htm

オープンアクセス加速化事業の採択機関の決定について:文部科学省 (mext.go.jp)
https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1421775_00009.html

学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針 (cao.go.jp)
https://www8.cao.go.jp/cstp/oa_240216.pdf

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